「Y2K」という言葉を聞いたことはありますか?
Z世代を中心に大流行しているファッショントレンドなのですが、きちんと理解していない人も多いかも?
流行に乗り遅れないために、ぜひチェックしてみてください。
「Y2K」とは?
「Y2K」とは、Z世代を中心とした今年のトレンドで、「Year2000」の略称です。
かつて「大正ロマン」や「昭和レトロ」がブームになったように、今は「平成」がリバイバル中。
日本のギャル文化全盛期のファッションが、再度流行しているんです!
例えば、「ルーズソックス」「へそだしファッション」といったギャルの定番アイテムから、
「厚底ブーツ・スニーカー」「ロングブーツ」「ワイドパンツ」など、平成を感じさせるアイテム、
「スウェット」「ジャージ」といったスポーティーなアイテムなどが流行中です。
さらに、安室ちゃんが結婚会見で履いていた「バーバリーのチェックスカート」や、上下デニムで揃えた
「デニムオンデニム」、腰パンのような「ローライズパンツ」なども大流行中です。
30代以上の方にとっては懐かしいアイテムかもしれませんが、Z世代(現在25歳〜15歳くらいの層)にとっては、新鮮で今どきなアイテムなんです。
流行の最先端はK-POP
「Y2K」は、今や世界的な大ブームとなったK-POPアイドルが取り入れ始めたことで人気に火がつきました。
特に、「aespa」や「BLACKPINK」といったガールズグループは、早くからY2KをMVや衣装に取り入れていました。
これらのグループは「ガールクラッシュ」と呼ばれるジャンルに属しており、従来の
かわいらしい女性像を抜け出して、同性にも憧れられるような「カッコいい女性」をコンセプトにしています。
「カッコいい女性像」を表現する中で、派手で個性の強い平成のギャル文化がイメージと
ぴったりとマッチしたのかもしれませんね。
K-POPから始まったY2Kは、韓国のみならず、日本、そして世界に広がっていきました。
23年春夏のパリコレでは、大手メゾンが一気にY2Kをコンセプトにした衣装を発表しています。
特に大流行中なのがPRADAの姉妹ブランド・miumiuで、ローライズ×レイヤードを取り入れたスカートや、
平成のJKを彷彿とさせるカーディガンなど、Y2Kど真ん中のスタイルが人気を博しています。
Y2Kを日常に取り入れるには
Y2Kが流行っているとはいえ、ギャルっぽいアイテムやカジュアルすぎるアイテムの数々に戸惑う人がいるのも
事実でしょう。ヘソだしやデニムオンデニムなどは、日常生活で取り入れるには少し難しいですよね。
日常でY2Kを取り入れるには、「レイヤードスタイル」がオススメです。「レイヤード」とは重ね着のことです。
いつも着ているパーカーやスウェットの下に「シースルートップス」や「メッシュトップス」
など、薄手のインナーを仕込むと、一気に今っぽくなりますよ。
また、「厚底ブーツ」や「アームカバー」などは、寒くなるこれからの季節にぴったりで、
比較的簡単に取り入れられるのではないでしょうか。
いかがでしたか?
流行に乗り遅れないために、ぜひY2Kを取り入れてみてくださいね♡