皆さん、ファスティングという言葉を聞いたことがあると思います。
名前は知っていても詳しくは知らない方のために
今日は、ファスティングについてお話しさせて頂きますね。
ファスティングとは
ファスティングとは、「断食」のことです。宗教的に断食をする場合もありますが、日本では多くの場合、
健康管理の一貫として行われます。やり方は簡単で、数日間固形物を取らずに、水や酵素ドリンクなどの
液体を摂取するだけです。
そうして胃腸を休ませることによって、体をリセットすることができ、美肌効果やダイエット効果、
むくみ解消といったメリットが得られます。
自己流はNG!しっかり計画してから始めよう!
ファスティングにはさまざまなメリットがありますが、やり方を間違えると逆に危険なものになってしまいます。
ファスティングを行う際は、しっかり計画を立ててから始めるのがポイントです。
ファスティングには「断食期間」だけでなく、「準備期間」と「回復期間」が必要です。
断食が3日なら、準備も3日、回復も3日、というふうに、断食する日数分だけ準備期間と回復期間を用意します。
準備期間では、食事の内容を少しずつ減らし、脂っこいものや甘いものを絶ったりして、断食をする
準備をしていきます。
そして断食後の回復期間では、断食が終わってまっさらな状態の体を驚かせないよう、重湯やおかゆ、
柔らかく煮た野菜などの「回復食」を食べ、徐々に体を元の状態に戻していきます。
断食期間中は精神的にも体力的にも辛く、「ケーキが食べたい」「焼肉に行きたい」などと思うでしょうが、
すぐに爆食してしまったらせっかくのファスティングが台無しです。
くれぐれも、思い立ってからすぐに断食を開始したり、断食直後に爆食することがないように気をつけてくださいね!
新しい断食「オートファジー」
毎日の生活の中で、準備期間から回復期間を設ける長期間のファスティングを行うのはなかなか難しいですよね。
なかなか時間が取れなかったり、空腹で仕事が手につかなくなってしまうかも、と心配する方も多いです。
そんな方にオススメしたいのが、「オートファジー」という方法です。
「16時間断食」とも呼ばれており、最近ではテレビやYoutubeでもよく取り上げられているので、知っている方も
多いのではないでしょうか?
オートファジーは、「1日16時間食事を取らないようにする」という新しい断食方法です。
16時間というとなんだか長いように感じますが、20時までに夕食を取り、睡眠をはさみ、翌朝の朝食を抜いて、
12時頃に昼食を食べる、という流れにすると簡単に16時間断食を行うことができます。
16時間何も食べないことで胃腸を休ませることができ、しかもファスティングよりも簡単に取り入れることができます。
最初は空腹に耐えるのが辛いかもしれませんが、メリットが大きいのも事実です。
気になる方はぜひチャレンジしてみてください!
今回はファスティングについてご紹介しました!
間違った方法でファスティングを行うと危険なので、しっかり下調べと準備をしてから始めてみてくださいね!